2005 年05 月27 日
国際漆展・石川2005
長らく更新を滞っている厨子開発の報告です。雑ネタのウケがいいのでツイ美川仏壇製造元のblogという
立場を忘れ、あさっての方向に疾走する傾向があります。
お気をつけください。
石川県では三年に一回 石川デザインセンター主宰で
「国際漆展」が開催されています。
世界中の漆芸家が応募してくる、
さすが漆芸王国石川県と誇れる内容です。
前回の2002年の大賞作品の大塚智嗣先生の
「溜II――存在する闇 内包する光―より」
という作品。
一目惚れした私が親方に強く薦め、
親方がまた一目惚れし、
県デザインセンターさんと大塚先生に直談判して
作品使用契約に至り、進んでいるのが現厨子です。
そのご縁で、この厨子を今年の国際漆展に出品しないかと
デザインセンターさんからお誘いを頂いている。
世界の漆芸家さん達の祭典なので、私達の厨子は
参考出品の形なんですが、普通、仏壇職人の出る幕ではないので
大変光栄に思い、鋭意製作中です。
しかし申請期限が5月31日必着。
どう逆算してもぎりぎりです。
親方、頑張って下さい。
そして仏壇業界に新風を巻き起こしましょう。
投稿者:与五朗(よご)at 13 :42| 伝統工芸 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )